2021/06/08 山生活3日目

  • いいところ悪いところ

まだ山生活3日目だけど、ちょっと住んでみて色々いいところ惡いところが出てきた。
まだまだ籠もるというような生活でもなく、
外に出て人と会っているけど、それでもなかなか古民家体験はよい

 

  • まず惡いところから

1ねずみがうるさい

いろいろ香港、フィリピンのひどいところにも行っていたので、
多少どんなとこでも暮らせるとかわりと高をくくっていたことがわかった。
押入れの中とか、天井裏とか、障子一枚挟んだ台所で
色々ネズミらしきもの音があって全然寝付けない。
YOUTUBEでネズミ撃退をスピーカーで流してる。
ランチボックスみたいなスピーカーを使っていて、
低音は豊かに出るが、超高音の超音波的音域まで流れているのかわからず、
あまり効き目があるかわからない。
そのためゴリゴリの低音を聞かせると静かになった。
いやー何度聞いてもいいビートだなぁ。

Wiz Khalifa – Outsiders (Instrumental)

山奥で夜中に家を震わせるレベルの低音でこのビートが流れている家があったら、
ねずみの音で寝付けず、ねずみ撃退のために流しているで間違いない。

 

2蟻がいっぱいいる

朝5時半に蟻に起こされました。
噛まれて目が覚めました。
人生で初めてです。
寝起き最惡なので、ふて寝でその後も二度寝を試みようとしたのですが、
体を蟻が這う感覚があります。

なるほど、これは体の触感が鍛えられる家だ。
体のゾワゾワから全然寝つけず。これはキツい。
百足に噛まれるのも時間の問題かも知れないので、
これは対策を考える必要がある。

殺生は行いたくないが、なかなかな環境で、
いかに
ぬくぬくの温室育ちブルジョアジーだったのかと実感できた。

 

 とつぜんの昔話

19歳の頃アメリカのワシントン州に住んでいたのですが、
その当時大学の寮に住んでました。
幽靈が出る寮とのことだったけど、氣にせず生活してました。
そんである日寝てたんだけど、今日噛まれた位の時間かな?
明るくなりかけた時に目が覚めたんですよね。
目を開けたら、俺の顔の目の前に、
男とも女とも言えない真っ白い顔で髪の生えていない顔があったんです。

僕は、幽靈とかその手の話がマジで苦手で、
高校の時に心靈スポットに連れて行かれた時も、

帰り道にコンビニで塩を買おうとして、でも売っておらず、
アジシオを購入して、頭から全部振りかけるくらい、
マジでゴリゴリに心靈的なお話が苦手です。

そんな感じの属性があるもんで、
真っ白い顔が目の前にあった時マジで一瞬パニクりました。

そんでどうしようかと思っても、首から下は金縛りで動かんかったんすよね。
首は動くので、真逆を向いてなかったコトにして寝ました。
ただの夢だったと思ってしまえばいい話ですからね。
未だに記憶はっきりで、顔までなんとなく思い出せるんですが、あれは夢でした。

もしあの時に古民家に住んでいたら、
蟻たちが寝かせてくれなかったんだろうなと思うと、

今の環境は今の俺だからクリアできる難易度なんだなと、
自分の人生経験値を感じられます。

 

3ゴキブリがいる

家の中にゴキブリがいる。そんな早く動かないし、
不気味なデカイ黒光りでない、小さなサイズだけど、床を普通にあるいてる。

もう全然驚かないけどね。
香港にいた時に香港で一番古い下町に住んでいたけど、
帰り道、俺の家から3件隣の豆腐屋の3mくらいまでの高さ壁一面にGが張り付いていた
あのおぞましい記憶に比べたら全然易しいっすけどね。
ただ、百足も怖いし、Gも全然嫌いなので、蜘蛛放ちたいと思いました。
蜘蛛も好きじゃないので、猫放ちたい。
マジで猫が飼いたい。
猫が、マジで飼いたい。

 

4マムシの心配

離れにスタジオを構築しようとしている。

その離れに夜普通に行こうとしてるんだけど、ライトで照らさないといけない。
マムシがいて噛まれる危険性があるから。
玄関に普通に蛇が這っていたので。氣をつけよう。
お酒は飲まないけど、マムシ酒だけは漬け込みたい。


5猿がいる


家の前にびわの木がなっていて、そこに竹も生えているんだけど、

猿の手形がついてる。
なんか悔しいから、びわなんとか食べたけど、まだ酸っぱかった。
夜中に天井ドタドタしてたの、きっと猿の仕業なんだろうな。
今度ドタドタ聞こえたら、スネア連打してビビらせてやる。

6道が途切れている

今いる家から先は道が途切れている。
この家に来るときも、ガードレールのない崖になっている場所を何度も抜けてくる。
道を外した途端に人生終了。
岩が落ちてきていたりするので、落石を踏んでもかなり大変なことになる。
夜遅くに変えるとしたら、相当氣をつけないといけない。
人も来ないところなので、下手すると発見が遅れ命に関わる。

 

  • 住んでいいところ

人がいないので川で水浴びくらいなら服を着ないでも外を歩ける
自然以外ない
夜中でも爆音ならせる
こじんまりしているので、土鍋で玄米を炊く時にタイミングを音で聞き分けられる
ホタルが視界いっぱい山に広がる場所が近い
星が本当に綺麗
虫と動物の距離が近い
飲水は山水
お風呂が川
氣軽にハードな環境を体験できる

 

  • めちゃくちゃ

全体的に当たり前とされる文明がかけているような、
めちゃくちゃな環境なわけだけど、

これだというものが見えているので、流れのまま受け入れてる。
人里離れた山奥の古民家に住むという体験はなかなか出来ない。

ありとあらゆるハードな環境に慣れてこそ、
普段のなにげない生活のありがたみを知れる。
そして自然のありがたみも感じられる。


同時に音樂と本氣で向き合える環境。
自分とも向き合える環境。
こんな体験が出来るのはありがたいことだ。

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