2021/06/12 山生活6日目 ねずみ逃し、智慧

田舎暮らし
  • 憂鬱

朝イチから少し憂鬱。
昨晩またゴタゴタ押し入れでねずみが騒いでた。
いつもはうるさくなる度、押し入れを ”ドン!” と叩くのだけど、これはと思いねずみ取り機にさつまいもを取り付け入れてみた。
夜うとうとしてた時に、押し入れからガチャンという音が聞こえてきた。
そのあとゴタゴタしてる。
これ絶対かかって、逃げようとなんとかもがいているやつだ。
と思いつつ就寝。

最近5時台に目が覚める。
いつも朝方には動物系のゴタゴタはないんだけど、
今もなお押し入れからはゴタゴタの音が聞こえる。

これ絶対かかって、逃げようとなんとかもがいているやつだ。

 

  • 人生初スキーム

氣が進まなかったけど、なんとか軽く朝イチの用事を済ませ、
押し入れを開ける。
うーわ。めっちゃデカイやん。
カゴの中ですごく騒いでる。
ちょっとわかりにくいけど、普通のシャーペンがねずみのしっぽサイズ。
マウスじゃなくてラットかな。

めっちゃ暴れるもんだから流石にちょいこわい。
近所の人の言うように川に沈めて〆る意識はどうしても浮かばなく、
車で5分くらい走らせた山に解放してきた。
家からは追い出してしまったけど、元氣で樂しくやってくれれば幸いだ。

 

 

  • 智慧

農家やら田舎の人と話して樂しく感じるのは智慧を感じるときだ。
田舎は智慧がないと時間がとてもかかる。
都会でエリートな人だったり、超高学歴でも話して全然樂しいと感じない時は、
智慧を感じない時にわかりやすくおもしろくないなと思っていることが多かった。
決められたことを覚えるのは難しいけど、智慧ではない。
また俺は個性的な人がとても好きなんだけど、
個性的なひとは常日頃の行動を自ら考えているひとが多いので、
智慧があるように感じる。

今は小さい山の中の古民家に居座っているんだけど、
家の梁に驚くほど多くの釘が刺さっていて何なんだろうと氣になっていた。
住んでみて感じるのは、虫やらねずみやら、
どう考えても床に物を置くと生活に支障が出る。
来た時にバッグが吊るしてあったけど、
きっとものやら服やら吊るしていたんだろうなと推測した。
推測だけど、どっちにしろものを浮かせておけるのは智慧だ。虫被害ネズミ被害から逃れられ。

最近洗濯は川でしているんだけど、自分なりに智慧を働かせてみた。
川で段差になっているところの石を設置し直して、
天然の洗濯機に出来ないかなと。
水流と水圧で長時間当たっていれば、
少しずつでも汚れは取れていくかも知れない。
ここより上にひとも住んでいないから、人工物の汚れも来ないはず。

結果、川底の砂やら、天然の汚れもついてしまった。
失敗は成功の道筋なので、これはいい挑戦だった。
いつも頭を働かせるのはおもしろい。
野菜とかは冷やしておくにはいいかも知れない。
あとサワガニがどんなところにいるのかはわかった。うじゃうじゃ見つけた。
もしサワガニを食べる時は捕まえてみよう。

  • 食べられるもの

田舎に来て俺が一番言われる言葉は、
「まるちゃん、これはくえんぞ。」

俺は何でもかんでもすぐに食べようとする。
今日食べてみたのは、にんにくの茎と蕾。
にんにくを採取して、茎と蕾が氣になった。
こっちでは、にんにくの葉っぱをネギ代わりの薬味として使ったりする。
かけうどんやかけそばなんかには最高に美味かった。
今回みた茎は、巷で ”にんにくの芽”と呼ばれているものとわかった。
あと蕾もにんにくの球根(普段食べるところ)とかなり近い形をしていた。
あー、フラクタルになってんなぁとか思ったので、食べてみることにした。

結果美味しかった。
ネットで調べてみたら、やっぱ食べられるじゃん。
山には毒のあるものもあると思うので、
今後食べる前に調べる癖つけておいたほうがいいな・・

 

 

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