- Low
最近少し氣持ちが沈みかけていた。
人と会うことも少なく、自分の身の回りに目が行く。
山籠りしに来た理由は、いくつかあった。
デトックスなどの摂生生活
ネットデトックス
自分に向き合う
音樂
言ってみればどれも中途半端な状態の自分がいる。
勿論今の生活をする中で、本当に自然の偉大さや大切さを認識しているのもある。
それでもどれもが中途半端になってしまっている自分の不甲斐なさというか、
やりきれていない覚悟の足りなさのような自分が浮き彫りになってしまっていた。
そしてその氣持ちはとても心地よいものではない。
引っかかる点がある。
自分の書いた、
(おそらく)自分に向けて書かれているブログの内容と合わせると、
今の道が誤っているようにしか感じなかった。
https://maruwine.com/2021/07/05/the-right-way/
親と久々にやりとりをするとブチ切れられ、
近隣の人との関係も微妙。
自分のこともうまくいかず。
なかなかタフだった。
- 腐れ縁
腐れ縁の友人がいる。
地元はヤクザ、女、酒の町で、
夜はよく女性の叫び声やら、発砲音が聞こえる場所だった。
夜はラブホのネオンがうるさく、電氣を消したところで暗くなることはなかった。
小学校や、中学に行くまでにも組事務所がいくつかあり、
中学の帰り道なんかは校庭で血まみれで倒れた8人の先生に、
角材を持った生徒がいるなど、荒んだ場所だった。
ちなみにこの写真は俺が21歳まで育った家。
普通の団地なんだけど、今見ると独特の雰囲気が漂う。
そんな荒んだ地元だったけど、
俺の家族は、そんな地元とも知らずに入ってきた家族だったが、
腐れ縁の彼は地元に家を持つ地元の人間。
そんな彼もなかなかハードな環境で、
彼の親父は詐欺師のようだった。
また彼自信も一時期、
某歌舞伎役者傷害事件で有名になっていた関東系反社会勢力の一員だった。
詳しくは聞いたことはないけど、彼は携帯電話が何度も変わるので、
新たな番号からかかってくると彼だった。
みたいなことが記憶だけでも5回はある。
ラインのアカウントも氣がついたら変わっているので、たまーに連絡を取ろうとしても、
連絡がつながらない。
そんな彼。
久々に連絡を取ろうと思い、ラインを見ると、彼のアカウントがある。
お!
生涯の電話でなんだかんだ一番長く話しているのは彼かもしれないけど、
連絡をしようとして、連絡先に彼が入っていることにまず幸先が良いと感じる時点で、
とても不思議な繋がりに感じる。
もともとといえば小学校が同じだった。
そして彼は中学から違うところに行き、青年会に入ったと噂には聞いていた。
それから時がたちアメリカから帰国したときに再会した。
まだあの時の俺は俺以外全員ぶっころしてやる思想を持っていたが、
そんな一番尖っている時に、地元の奴らで同窓会があると話を聞き行ったところ、
彼と会ったというところから関係が再び始まった。
その後俺がビジネススクールに通った時は彼にビジネスを教えたり、
うちの姉が彼の姉に会いたくがないがため地元を出たのだが、
そんな彼の姉とも遊ぶようになったりだとか妙な関係が続いていく。
一時期腹からやつにブチギレたこともあったけど、
お互いリスペクトは途切れることもなかった。
- 大切なこと
久々に彼と話をしたんだけど、
いきなり彼に大切なことを教えてもらった。
彼も直感で言っているだけだからよくわかんねーけど。と
出てくる言葉が全てささる。
彼と今までなんども話していたけど、ここまで
第三者に話されている感覚になったことはなかった。
ストイックになりすぎると、
田舎のたまに会う、凝り固まったじーさんみたいになっちまう。
それはよくない。熊も
山の中で腹すかせて襲いかかってくるピリピリした熊と、
のほほんとしている熊、
みんな後者のほうが好きじゃん。
すげーシンプルに大切なことを伝えてくれる。
俺にはこれくらいわかりやすいほうが助かる。
つい最近の俺はストイックになりすぎていて、
自分自身が樂しむという意識から離れていた。
彼と去年遊びで作った音樂。
彼と俺のラップ入。俺のラップは半分は即興なので、
そんなんノリで作ったもんだと思って身構えないでほしいです。
もっと素直に樂しむってことをやっていこっと。
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