2021/08/06 古のリズムと250年前の樂器

田舎暮らし
  • 今の山の家

に引っ越してから、地元の人に誘われ仏の行事に参加した。
山の中で太鼓と鐘を鳴らし演奏し、
飢餓供養を行うというもの。
何百年も前から続いていて、
リズムもその時から続いているという。

自分は今回は鐘担当。

鐘に書かれていた安永っていつかと調べたら、
1772年から1781年までの期間を指すらしい。
樂器ですらマジで何百年も昔だ・・・

 

 

1ヶ月近く前から週イチで集まって、
練習(飲み会)を行い、この日が本番。

山の中野お堂に竹で行事に向けて整えていく。

最後に写真をとり忘れたけど、
細かい竹で天井も作り、
なんの葉っぱかわからないけど、
めちゃくちゃ大きな葉っぱで床も天井も作り、様々なお供えもした。

餅を直角に形作っていた。
どのようにしてお供えしていたのかは結局見ることが出来なかった。

雨が降ったため、山の中では演奏が行われなくなったため、
別の場所に演奏場所を設置していたからだ。
雨のためのビニールシートで即席の屋根を作り、
太鼓を4つ設置する。鐘も4人。
だいぶひとが減ったんだろうな。

そして下記の音源を30分、2セット演奏した。
鐘は持っている手がしびれてくる。
家の分長く叩くので、
今より住人が多かった昔は2時間ほど叩いていたらしい。
昔は大勢板から叩きたくても叩けなかったらしい。
そして丁寧に教えてくれるわけでもなく、
覚えるのに何ヶ月も要したと。
自分は恵まれている環境にいるのだとつくづく感じた。

練習したかいあって、大きなミスもなく終わることができた。

基本的に神仏なら神の行事のほうが好きだけど、
神も仏も、元は同じことで、
この世の人間が線引しているだけ。
といっても今は違うけど。

昔の人は耳で覚えたと言っていたけど、
なんとかプログラミングをしたり、
自分なりに覚えた。

下記は練習音源。
始まりと終わりとにこの地域の訛りのある会話が入ってる。

終始穏やかで樂しい雰囲氣で、
このひとたちといるのは居心地がいいなと感じた。
練習風景。

tmp_v4738721515679984193.mov
また16日に山の中で送りの本番がある。
樂しみだ。

 

下記自分のメモ。

 

113

2①①4①①

10 8 

22131

7 

22131

52

3・3・

221・

①・①・①

2①①4①①

10 8

22131

4 3

22131

5 2・

3・3・

1①1①② 

①①1

①23①1

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