2021/08/10 ホツマツタヱ、日本の教育環境

メモ
  • 自由

すべてのことは、まず自分で知ることが必要。
そうでなければ誰かが作った、世界に囲われることになる。

そんな世界と認識したくないと思って目もそむけると、
ずっとその世界からは出られない。
その時は絶望かも知れないけど、
知れば知ったで、自分で選べる様になる。

それは自由。

 

  • ホツマツタヱ

日本で偽書とされている文献がある。
漢字以前の独特の文字で書かれている文献。
蘆有三という老士道徳教の道士が日本の上古代
アシア人という種族が存在し、独自の文字を用いて、
高度な文明を持っていて、中国がその文化を取り入れたという話もある。

これがこれかどうかはわからないにしろ、ぽっとでる話は、
全てが嘘と決めず、何らかの意味を持つと頭の中で点として保留している。

話は戻り、この文献は11万文字に渡る五七調の和歌で構成されており、
縄文哲学や、昔の暮らしや考え方、
日本の様々な事が書かれている。

  •  日本が日本である理由

現在、表向きに言えば、
日本が日本である理由は、憲法があるためで、
憲法があるのは、天皇がいるためで、
天皇がいるのは、三種の神器があるためで、
三種の神器があるのは、日本の神話である古事記があるから。

古事記がすべてかといえばそうでもなく、
このホツマツタヱ(秀真伝 ”本当の伝え”)は、
古事記と日本書紀を足しても書かれていない、
神代時代の物語が記されている。

古事記は4.5万文字。
ホツマツタヱの方が情報量もとても多い。
まだ読み始めだが、
和歌の秘密や、見事な回文和歌等、
日本人や日本の文化のルーツが見えてきて、
とても偽書として片付けるには、
文学的にも勿体ない内容。

 

キシイ(紀州)こそ 妻を身際(みぎわ)に 琴の音(ね)の
床(とこ)に我君(わぎみ)を 待つぞ恋(こい)しき


ながき夜(よ)の 遠(とお)の眠(ねぶ)りの 皆目覚(みなめざ)め
波乗(なみの)り船(ふね)の 音(おと)の良(よ)きかな

回分でこんなレベルの高い歌も出てくる。
それが和歌の神様と呼ばれる神様の歌であったり、
和歌がワカと呼ばれる理由の、ワカヒメという神様の話だったり、
いろいろとルーツが垣間見える内容であるから、
全てが偽書として片付けるには、興味深い内容も多い。

 

 

  • 変わってる

現代の神道では最高神は天照大御神、女性神。
しかしホツマツタヱによると、最高神は、
天照大御神、アマテルカミは男性神。
そして古事記からも消された、
水の神である瀬織津姫(龍神)の存在が確認できる。

なぜわざわざ最高神が女性神に書き換えられたのか、
考えてみたところ持統天皇が古事記の編纂に関わり、
元明天皇に献上されたらしいが、
ここらへんの年代では何代かに渡り女帝天皇が力を持っていた時期。
最高神を女性神に変えてしまうことで、
女帝を肯定する事もできるため、
この編纂は十分有り得る。
そして、奥さんの存在を消してしまった。
ってあたりではないかと。

それでも日本中には瀬織津姫を祀る神社は多く、
大祓詞にも登場する。
日本は水の国でもあるので、
アマテルカミクラスで水の神様がいてもおかしくないので、
そこらへんも偽書と片付けることの出来ない筋が通る。

そんなホツマツタヱの写しが、
今住んでいる隣町から出てきたようなのでそれはそれでアガる。

日本の忘れ去られている文化が書かれている文献なので、
古き日本を知っていきたいので少しずつ読んでいこうと思う。

 

 

  • 違和感

日本人は生まれたときから、実は神道の氏子なので、
みな神道に由縁がある。
保育園幼稚園の時から、それどころか生まれたときから、
日本には毎月様々なイベントが有る。

それは神道由来であることがほとんどだ。

宗教がキモチワルイという風習になっているが、
そもそも日本にしかない宗教で、
普段のわたしたちの生活や暮らしに直結していることについて、
日本人が何一つ知らないというのはなぜなのか。

いろいろ世界の人と話をしてきた中で、
世界で宗教の話がタブーなのは日本だけかも知れない。

そうなった理由の一つとして、戦後教育の
外国の力が国内で及んでいると考えると筋が通る。
文化形成において、テレビの影響は大きいが、
戦後のテレビが出てきたときに真っ先に流行っていたものといえば、
プロレスだ。
明らかに日本から出てきた文化ではないものに熱中するように、
権力を持っていたところが放映権を持っていたと考えると筋が通る。
その時から、テレビ権力の大元は変わらないはずだ。

神話を忘れた民族は滅びるといわれているので、
神話どころか宗教を忘れさせられているのではないだろうか。

桃太郎とか、浦島太郎とか。
みんなが知っている話はどこから来ているのか、
知っている人のほうが少ないだろう。
節分の豆まきと桃太郎の関係性が分かる人もいなさそうだし。

日本人は、元々の文化を忘れていっている。

 

 

 

  • 言葉の力

普段何氣なく使っている言葉も、
実はとてつもない意味がこもっていたりする。

中国人はヒドい民族だと思う人もいると思う。
それでも中国大陸の田舎に行った時、
田舎の人達は本当に素晴らしい人達が多かった。
過去に世界で一番強かった国が、
自らあそこまで落ちていくのは考えられない。

現在中国大陸で使われている漢字は、簡体字。
日本、台湾、香港では昔ながらの意味が込められている、
繁体字が使われている。
簡体字の愛は、爱。
心がない。
こういった形で、文字を見るたびに思い出せることも、
文字が変わることによって、その意味を忘れてしまう。

では日本で変えられている漢字はあるだろうか?

第二次世界大戦後にGHQ、
アメリカによって多くの漢字が変えられている。

戦前に使われてた”わたし”の漢字は、
私でなく和多志で、
もともとは個人というよりは、
協調性を漢字からも感じられた。
”私” はもう、”他人” 別の世界になり、
我よしの世界観が構築される。
私が使われていたら、
KAMIKAZEのようなことは起こらなかったはず。
(直感の筋で言えば、神風も元々の意味の塗替えで、
KAMIKAZEが使われてしまったんだと思う)

爱を使い続けると、愛にこころを忘れるようになったと同様、
わたしとして、私を使い続けると他との分断が起きる。

日本文化において、言葉に最も使われている言葉がある。
それは”氣”だ。
この言葉を重要視したアメリカは、”氣”の漢字も変えてしまった。
戦前は氣、戦後は見事に〆られてしまい、気となっている。
これは意乗り。

本来氣は、溢れ出るエネルギーそのもの。
その元は米にある。四方八方に広がる力が込められている。
漢字に先人たちが込めた意識、意乗りは、
子孫であるわたしたちに力を与えた。

その仕組に氣がついた者たちは、日本から米を取り上げた。
戦後は今より米の値段も20倍以上あったため、
丁寧に米作りがされていた。
そして国の許しなしに米は販売できなくなったので、
米は皆から取り上げられたようなものだ。

現在は米の値段が下げ続けられ、
農業としては、農薬なしにはマトモに米作りに向き合えない。

そして、戦後は、お米を食べない国が、米国と呼ばれている。
米が重要視している日本でのみ、米国と呼ばれている。
世界の漢字圏は、米国とは使わず、美国と呼ばれている。
日本だけが米国と呼んでいるのも妙な話だ。

因みに米9に対し麻1作れと言われていた、
神道と切っても切り離せない、麻もアメリカにとりあげられ、
2600年以上続いた麻の文化も、戦後80年で途絶えそうになっている。神道は、山や海、すべてのものに神が宿る神奈備(かんなび)の文化。
麻は英語でカンナビスで、成分もカンナビノイド。
語源はおそらく日本語だろう。
ヒノキの成分もヒノキチオールで、
日本由来のものは日本語からそのまま英語になっているので、
同じ感じだろう。

 

 

  • 教育

人を駄目にするすべては、教育と環境だ。
環境は金で作られている。
教育はどう作られているのか。

戦後はベビーブーム。
貧しい状況からスタートさせられ、
大家族を食べさせるため生き抜いていくのに必死になる。
食べるために必死になる。
高度成長期は、集団大量雇用の時代となり、
まともに勉強が出来なかった人達が多い。
中卒でそのまま男も女も働くということも多い。
そしてマイホームを持つことが素晴らしいとされ、
24時間戦えますか?と、
父親は働き詰めになる。
マイホーム思考で、都市部へ働きに出て、
核家族になり、祖父母から教えてもらえることは減る。
親は自分たちが出来なかったことや、
決められたレールの勝ち組人生に乗って欲しいため、
子どもたちにまともな教育をさせようと子どもたちを塾に出す。
親は若いうちから働いていたら、
勉強を教えるのも出来ない家庭が多いだろう。
子どもたちは遅くまで勉強することになり、
コンビニやファストフードが増える。
母親の手料理は、バランスの取れた食べ物は勿論だが、
愛情や、家族の味としての繋がりが薄くなる。

思春期の子供が、親を嫌うという文化も、
日本(もしかしたら韓国もかも?)独特なので、
これも導入された文化のような氣がする。
戦前は親に対してリスペクトの文化だったはず。

学校では、生徒も先生も採点式になり、
対ヒトとして向き合うことが難しくなっている。
その中で間違ったことをする生徒に対して叱ることも、
モンスターペアレントという概念によって、
段々と難しくなってくる。
対上司、生徒、親と、
先生は仮面をかぶって生きることが高得点がつくので、
仮面をかぶることが当たり前になる。
社会人をせず先生になるシステムで、
仮面をかぶっている先生が、
素晴らしいとされる世の中が形成されているため、
世代交代ごとに仮面をかぶる社会が徐々に構築される。
それを見た子どもたちは、自分を隠すことが当たり前で、
仮面をかぶることが高得点になるため、
自分が自分に騙されていることに氣がついていない。

小学校の先生になった友人の話をきいたが、
今は睨むことすら親からのクレームになり、
机を叩いたり、大きな声を出すこともクレームになるため、
叱るということができなくなっているという。
これは、自分らしくなれるはずがない。。

最近会う若い人たちは、
仮面をかぶることに慣れすぎて、
言ってることとやってることが噛み合ってないことも多く、
人にあわせることが自然体になりすぎて、
自分が見えていないひとが多い。
自分が何が好きなのかさえわかってないひともいる。

そういった教育環境が形成されているように見える。

 

  • なぜそうなったのか

日本人が日本のことすらまともに習ってないくせに、
事実そんな環境になっているのは否めない。
自国文化がわからないと、他国文化はわからない。
自分がわからないと、他人もわからなくなる。

なぜそうなっているのかを考えてみた。

わたしたちは従うことだけに慣れすぎていて、
本質に目を向けることすら忘れる教育環境だ。
その中で、本質に目を向ける事ができれば、
ヒントは出てくるのではないだろうか。

そういえば、教育の要である学校のチャイムの音は、
なぜあの音なんだろう。
調べてみると、
イギリスのウェストミンスターの、
ビッグベンという時計台の鐘の音だった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Westminster_Quarters

なぜ、イギリスなのか。

マの仕組みは同じことが繰り返していることが多い。
上記に書いた通り、
中国でやられたことが、日本でもやられていた。
中国はそいえば何故おかしくなったんだっけ。

アヘンとか、文化大革命かな。
中国も被害者だな。

わたしたちは、善と惡とを選ばされるように、
いつも二択にさせられている。
それはその二択は用意された二択のため、
本質に目を向けられないようにさせられている。

いつもテレビでは日本が攻められているという話をする時は、
中国とアメリカが出てきていた。

様々な情報が繋がる。
エジプトは多神教だったが、今は一神教だ。
フィリピンで仕事をしていたから調べたことがあった。

元々フィリピンは現地で精霊信仰であったが、
攻めてこられ一神教に改心させられた。
自分がいた香港は、一国二制度で、
大陸よりイギリスを好む人が多かったので、十教の友人が多かった。
多神教の日本では宗教がタブー視されている。

一つ言いたいのは一神教が惡いというわけでは決してない
一神教も悟りに繋がる重要なものだと理解している。
ただ、そのような考えに至るように仕組みが出来ているということ。
こういう話をすれば二択で善いか惡いという、
意識にさせられてしまうが上記で書いたとおり、
それが本質から目を背けられる仕組みである、ということ。
すべての宗教の源流は本質に向いており、
あくまで後の人間が利用したり、
線引をしているだけに過ぎない
わたしの宗教観に関しては、
すべての宗教は、惡い意乗りがない場合、
同じ山を登っていて、登山ルートが違うだけ。
そう捉えている。

どちらにしろ、日本は、日本を守るために、
日本の信仰を見つめ直したほうがいい時期と感じている。

これだけ素晴らしい日本のことがあるのに、
それを知らずに、
外から来たものに目を向けるのも勿体ない。

日本が濃い日本の文化が書かれているものを偽書として、
日本人に目を向けないその仕組に、惡意のようなものすら感じる。

 

 

  • 神道

神道は道徳であり、日本そのものの文化。
宗教は教えるものが、
神道は教えられるものではなく、
神への道で、神にみちること。

八百万の神とは、神様のことだけではなく、
あなた自神のことでもある。

八は単純に多いという意味があるので、
日本にはあなたを含めた沢山の神が住む国であるということ。

ヒトであるけど神でもあるし、
己を磨き神になるための人生なので、
神への道という、道徳が日本の文化であり祖先が残してきた智慧。

ちなみに、自分らしく生きるということで、
自分の神に満ちれば(神かかれば)、
どんどんとわかりやすく道は開けてくる。

 

神かかるには、下記3つを行えばいいだけ。

自分らしい、
口 言葉
心 考え
行 行動

つまり個性的に生きていくといこと。
自分らしさを発揮して、ファンキーに生きていくということ。

自分らしく樂しくいきていきましょう!

 

 

 

  • おまけ

もしホツマツタエに興味がある人は、下記リンクです。

江戸時代に再編纂が行われているので、江戸の考え方もあると言われていますが、
それこそ頭の中に点として情報を蓄えればいいだけです。

作られた自分のままでなく、自分のルーツを知ることは、
自分のあり方を知る手がかりになります。

 

 

  • にほんご

国学として興味のあるかたは、下記の動画で知ることが出来ます。

動画の彼がホツマツタヱを見つけた研究者なので、
いろいろと勉強になります。

ヲシテ国学 第04講 「縄文哲学」の基礎と、「アワウタ」について

 

 

 

ホツマツタヱの現代語訳はここから読めます

ホツマツタヱ・ミカサフミ 現代語訳
ヲシテ文献の『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』の現代語訳文を紹介しているブログサイトです

ホツマツタヱの原文で読めるのはここから

ホツマツタヱ全行現代語対訳-目次 | 朝倉未魁の超訳ホツマツタヱ

わたしたちの現在使っている日本語と同じ響きのため、
簡単に読めるようになります。

 

原文で本で読みたい方は

https://www.amazon.co.jp/記紀原書ヲシテ上巻『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』『フトマニ』のすべて池田/dp/4885461154/ref=sr_1_14?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=ホツマツタヱ&qid=1628611528&sr=8-14

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