- 山道での運転
僕の住んでいる地域では、
車を運転するだけで思いやりを感じることが出来る。
山の中に住んでいて、
1時間半くらいの街に出るにも、ずっと山道を走っていく。
特に自分の住んでいるエリアは、狭い道が多く、
車一台分しか通れない道も多い。
車が前から来たら、
お互い少し広くなっている場所までバックする。
まだ自分は車の運転をはじめて1年だけど、
崖になっているところを落ちないようにバックするので、
日々命がけ。
- 酷道
酷道と呼ばれる国道がある。
一度通ったけど、もう二度と通りたくないと思った。
その時は前から車が来なかったけど、
前から車が来たら個人的にゲームオーバーだ。
YOUTUBEで酷道の動画を見つけたのでシェアする。
google mapでいつもと違う道が出てるなと思って、入ったところ、
Uターンも出来ず、夕方1時間程この道を走った。
車を使って1年の人間に、この道はきつすぎた。
動画で見てもヒドい。
- おもいやり
話がそれてしまったけど、
一車分しか通れない山道で、一台がバックして、
車がすれ違うときには、
お互い運転手同士、手を上げて挨拶する。
言葉は交わさなくても、
運転しているだけで意思疎通が出来る瞬間が多々ある。
狭い道を通って、お互いスピードを緩めて走る。
お互い通りすがる時に手を上げて挨拶する。
まだ面倒だと思ったことはない。
すれ違う時によりすぎて、道からはずれて、
釣り上げてもらったこともあったけど、
その時も、麻からひとが10人くらい集まってくれて、
助けてくれた。
車で道を通るだけで、話さなくてもいつもあったかい氣持ちになる。
今住んでいる家から、最寄りの信号まで車で30分はかかる。
住んでいる村には信号がないので、自分で考えて運転する必要がある。
そのため、普通の道でもひとを思いやることが日常になる。
大通りでスピードを出すならしょうがないけど、
小さい通りだったら、都市部でも信号がなくても構わないんだろうな。
しっかり都度ひとを確認して、
道を渡るだけでもお互いが思いやる生活。
それが当たり前の生活のほうが、
今の世界よりひとに優しくなれるのかも知れない。
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